付録

 

五十瓊敷命(兄) 〔逆賊の汚名------美濃で「金石」の山に入り亡くなった。〕

    │

    │         +-- 大碓命(兄)--謀反--美濃-殺害--ムゲツ君(守君)の祖

大足彦尊 (弟)── |

  景行天皇      +-- 小碓命(弟) =ヤマトタケル-------伊吹山で孤独な死

 

 

1.『古事記』


 大碓命:美濃の国に追放 → 身毛津君や守君の祖となった

   小碓命(ヤマトタケル)に殺される

   小碓命(ヤマトタケル)はクマソ征討

2.『日本書紀』


 ヤマトタケル(小碓命)が西方の平定で疲れた

   大碓皇子に蝦夷の征討の命

   大碓皇子: おじけついて草の中に隠れた 

       → 美濃へ追放 → ムゲツ氏の守り君の祖となる

3.「美濃国第三宮
 因幡社本縁起」


 ヤマトタケルは、陸奥遠征失敗

   五十瓊敷命=伊奈波神社主祭神

   五十瓊敷命(景行の弟) : 陸奥遠征 

       →  逆賊の汚名 →美濃で「金石」の山に入って討死

4.「壬申の乱」


 ムゲツ氏

  身毛君広(牟義都君・身毛津君):大海人皇子の舎人の一人

  関市池尻の弥勒寺を氏寺としていた

5.『日本書紀』
 景行紀二七年


 ヤマトタケルがクマソ征討の折、弟彦公を求め、弟彦公はこれに応じて征討軍に加わる。

   弟彦公:美濃国に弓の達人

       その名を、善射者(よくゆみいむひと)弟彦公

   弟彦公をムゲツ氏の祖先とする説があるという。(本居宣長)

6.高句麗神話


 朱蒙:よく弓射む人の意(夫餘語)

   日光により懐妊した女が石のような固い卵を生む

   自ら弓矢をつくり百発百中 

 

 

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